5月病とは?
4月の新生活から約1か月が経ち、緊張の糸がほぐれてくるこの時期に「なんとなく体がだるい」「朝起きられない」「気力がわかない」といった症状が出ることがあります。これが俗に言う5月病です。
医学的な病名ではありませんが、環境の変化によるストレスや疲労が積み重なり、心身のバランスが崩れた状態です。新入社員や新入学生だけでなく、異動や転勤、子どもの進学など、周囲の変化に影響を受けた方にも起こります。
こんな症状、思い当たりませんか?
- 朝起きるのがつらい、ベッドから出られない
- 職場や学校に行くのが億劫になってきた
- 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
- 頭痛や胃の不調が続いている
- 夜眠れない、または眠りが浅い
- 何事にも集中できない
これらが2週間以上続く場合は、心療内科や内科への受診をおすすめします。
薬局でできること
市販薬でのサポート
軽い症状であれば、薬局で相談できます。
- 睡眠改善薬:一時的な寝つきの悪さに使えます(連続使用は2週間まで)
- ビタミンB群・滋養強壮剤:疲労感や倦怠感の軽減に
- 漢方薬:体質に合わせた対応が可能です(気力低下には「補中益気湯」など)
ただし、お薬は症状の根本解決にはなりません。休養と生活習慣の見直しと合わせて使うことが大切です。
「薬を飲んでいる方」は特に注意
抗不安薬や睡眠薬をすでに処方されている方は、自己判断で市販薬を追加しないでください。飲み合わせの問題が起きることがあります。必ず薬剤師にご相談ください。
日常でできる5月病対策
- 休日は意識して「何もしない時間」をつくる 無理に予定を入れず、体を休ませる
- 軽い運動を習慣に 散歩やストレッチ程度でも自律神経が整います
- 規則正しい食事と睡眠 起きる時間を一定にするだけでも効果があります
- 誰かに話す 一人で抱え込まず、家族や友人に気持ちを打ち明けましょう
あしだ薬局からひとこと
「なんか最近しんどいな」と感じたら、まず薬局に立ち寄ってみてください。お薬の相談だけでなく、体の不調について気軽に話せる場所でありたいと思っています。
津山の5月は新緑がきれいな季節。那岐山の緑を眺めながら、少しゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。